磁器は焼き締めるので、焼き物の中でも比較的強度があると言われています。
陶器のように気孔性はありません。そのため、吸水性がなく耐久性に優れています。
薄手で白く艶やかな光沢感があります。

18世紀のヨーロッパでは、”白い宝石”と謳われ、当時の王侯貴族が競って
収集したと伝えられています。

下絵付けは、素焼きの生地に絵付けをします。
絵付けした後、釉薬を掛けて本焼きします。

生地の表面がザラザラしているため、繊細な絵を描くことが難しいのですが
味わいのあるおおらかな絵が楽しめます。
使用できる色が限られます。本焼きの高温に耐えられる絵の具でなければならないためです。

上絵付けは、本焼きまで済んだ生地に絵付けをします。
釉薬の上に絵付けをするので、オングレーズ(on-glaze)とも呼ばれます。
(下絵付けはunder-glaze)

ガラス質の釉薬が掛かっているため、生地の表面は滑らかです。
繊細な絵からのびのびとした絵、写実的な絵など楽しむことができます。
本焼きより低い温度で発色する色の数が多いため
色鮮やかな、多くの色を使うことができます。

金彩も絵と同様、高温で焼き付けています。
焼成後、専用の金磨きで磨きます。

焼き上がれば性質は金属とほぼ同じです。
研磨すると表面は削れます。

鋭利なもので引っ掻きますと、磁器の表面に傷がつき
金彩に傷つける場合があります。

他の焼き物と同じく、落としたり強い衝撃を与えると壊れます。
磁器は焼きが堅いため、中心から割れるより
生地の薄い縁が欠ける場合が多いようです。

帯留めに使用している白磁は、縁に丸みがあるため
欠けにくいという印象を受けますが
やはり割れ物です。
強い衝撃を与えないよう、ご注意ください。

磁器は大切に扱えば、割れることはなく、劣化しにくい素材といわれており
長期にわたって、現状を保つことができます。
アンティークの磁器製品が多く残っているのもこのためです。

800℃を超える高温で焼き付けています。
強く擦っただけでは、色が取れることはありません。

鋭利なもので引っ掻きますと、磁器の表面に傷がつき
絵を損なうことはあります。

アンティーク製品に見られるように
長い年月を経て、退色することはあるかもしれませんが
非常に緩やかな変化だと思います。

帯留めの金具は、特殊な接着剤で付けています。
熱湯に浸したり、強い力を与えたりすると
金具の接着が弱まる恐れがありますので
ご注意ください。

お手入れの際は、柔らかい布などをお使いください。
水拭きをおすすめします。

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